7 結婚・出産も、キャリアの1つに出来る。

会社を辞めた瞬間に「終わった」と思った。

 

テレビが好き。

ずっとマスコミ業界で働きたかった。

その為に、

小中高とつまらない学生生活に耐え、

受験勉強を頑張り、

それなりの大学に入った。

なんとか業界に滑り込み、

文字通り朝から晩まで、毎日働いた。

休みは無かった。

どんな理不尽やセクハラにも耐えた。

友だちにも会えなかった。

大学卒業後の20代は全て、仕事に捧げた。

それもこれも全て、仕事でのし上がるため。

 

なのに、結婚をしたら歯車が狂い始めた。

 

女、30代。

少しずつだが、任される仕事が増えてきた。

徹夜が増える。

でもやりがいはある。

ずっと、自分が夢見てきたこと。

それが、やっと。

やっともう少しで自分の手に、、

 

毎日、帰宅できても、深夜。

新居が荒れていくのが目に見えて分かった。

夜の2時、3時。

当たり前だが夫は先に寝ている。

夫婦として会話するタイミングが無い。

子どもも欲しくない訳じゃない。

女として生まれたなら、1人は産んでおきたいという気持ちもある。

 

どうにかしなきゃ

どうにか、どうにか、、

仕事も、夫も大事。

どちらも手放したくない。

けど、どちらも失う気がした。

 

ある日から眠れなくなった。

布団に入っても全く寝つけない。

チュンチュン…という鳥の声で、今日もベッドで完徹(完全徹夜)したことを知る。

そこから、毎日不眠で通勤した。

そのうちに、電車に乗れなくなった。

毎日、タクシーを呼んだ。

行きも帰りもタクシーに乗る。

じゃないと、会社に行けなかった。

 

「そこまでして仕事する必要あるの?」

「子どもが欲しい」

ついに夫に言われた。

仕事か、家庭か。

選択の時が、ついにやってきた。

 

仕事を、辞めた。

何のために生きていけば良いのか…

その日から本格的に精神を病んだ。

1年間、フルで寝込んだ。

寝るしかしてないのに、1年は過ぎた。

テレビで紅白を見たとき、違和感しか感じ無かった。

 

そんなこんなでブログと出会った。

最近のブログ、文章力たけぇぇえ

はてなブログだけ?なの?

とにかく、勉強になることだらけで、なおかつ色々考えすぎているのは自分だけでは無いのかも?と、勇気ももらった。

なので、自分の記録のためにも、他ブログを今後も引用していきたい。

 

結婚・出産も、キャリアの1つにできるのかも、、

と、人生に希望を無くした私を照らしてくれた。

今後自分が生きていく上で、糧にしていきたい記事だ。

 

 

 

 

トイアンナのぐだくだ

『「結婚でキャリアを諦められない」と言った彼女が総合職を去った』

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/05/07/120000

 

既婚マネージャーは部下の良さを引き出し伸ばすことに長ける一方で、未婚のマネージャーは「なんでこんなこともできないの」と部下潰しへ走ることが多かった。Good Player, Bad Manager…

既婚や子持ちは道理が通じない相手と格闘し、マネジメントの経験時間が長くなる…

非婚マネージャーもいずれは優れた管理者へ成長するが、そのためには既婚子持ち社員が格闘する時間ぶん、部下のマネジメントで研鑽を積まねばならないのだろう。

となれば、結婚と出産は自らの成長を求めるなら最も効率的な手段ではないか。結婚を退けるより、成長するために結婚や出産を検討すべきではないか。

成長とは自分が「どの部分を人として伸ばしたいか」を選択した結果だ。役に立つエリアが家庭でも、ある外資の特殊スキルでも納得して身につければいい。

成長の機会は家庭にも職場にもあるが、場によって身につきやすい技能が異なる。そして私たちはどこにいても、他者からのフィードバックを通じて成長できる。

人生はゲームではない。その場で何を学び、成長したと感じるかは自分次第。必要なのは今の人生「何かがおかしい」と思った瞬間に他の生き方を選ぶ柔軟性と、単一のゲームで勝敗を決めつけない鷹揚さだろう。